自然の中へ、そして心の中へ!

《ホームページの歩みを記録したものです》

1999年

1999年南紀熊野博なるジャパンエキスポが開催され、大勢の人が訪れるであろうとの期待から、 地元の親しい人達と共に得意とする物を作って売ろうとする。 しかし、来客者のほとんどが県内の人達で、まったくと言ってよいほど何も売れず。 そのことを都内の知人に話したところ、これからは地方ほどインターネットを使って物を売れるようにするべきだの一言でドメイン登録を考える。1999年秋にkumanolife.comを申請登録して HPの作り方の勉強を始め、それと並行して一番関心のあったサンカ(山窩)のことなどについてのページを作り始める。1999年12月、山小屋に電話が開通しHPがスタートする。

2000年

検索サイトに登録するが一向に登録されず、ほとんどアクセスのない状態が春まで続き、 やはりサンカに関することはタブーだから仕方がないのかと思い、 サンカに関するページを削除して、本来の目的であった地元特産物の販売ページとしてページを作り替えようと思っていたところに利田(蜜柑)さんからのメールが届く。

4月29日 利田さんからのメール 件名 山窩について
HP見ました。 私も「山窩」に非常に関心を持っています。 三角寛全集もほとんど読みました。 半年くらい前にサンカのセブリ跡地を尋ね地元の老人からいろいろ興味ある話を伺いました。 埼玉県大井町には昭和30年頃まで「箕直し」のサンカが渡り鳥のようにやってきたそうです。 いろいろ調べたところ最後の「サンカ」と呼んでもいい人は 1975年に静岡県で確認されています。その当時まで箕直し,箕作りをしていた人達がいて、彼らには戸籍がなかったそうです。GW明けに、探検してきます。

5月15日 利田さんからのメール 件名 サンカに会いに行きます
最後の「サンカ」と思われる、××県のkさんに明日会いに行きます。 kさんは昭和50年ころまで戸籍がなく、山の洞穴に住んでいました。 村の人はkさんの事を「箕直しのおじさん」とか「穴のおじさん」と呼んでいました。現在kさんは80歳過ぎの高齢で多少痴呆の気が出てきたそうです。 kさんが本当に「サンカ」なのか?本人に会って色々聞いてきます。 それから、私のおじいさんは××県××村出身で、若いころは戸籍もなく山の中をブラブラしていたそうです。で、村の女と(おばあさん)と結婚するときはおばあさんの親族一同に「身分が違う!」と猛反対され結局駆け落ちしたそうです。 おじいさんは5年ほど前に100歳で死にました。死ぬ前に確かめとけば良かった!!

その後も一向に検索サイトに登録(Infoseek だけ登録してくれていた)されなかった為、 思いあまって★阿修羅♪掲示板 に投稿する。

No 7171 ヤゾー
5月19日(金)06時09分
タイトル 山窩(サンカ)への想い
インターネットを始めて半年のビギナーですが、まずホームページを作るにあたって一番関心のあったサンカに関するページを作りました。それで検索サイトに登録したのですが、一向に登録されません。内容がないので登録して貰えないのではとも考えましたが、そんな馬鹿なこともないし、体たらくな性格ゆえに気にせずにいました。しかし明らかに故意に登録を拒否しているような気がしましたので、以前ここにサンカについての記載があったので投稿させて頂きました。サンカのことを取り上げたページを公開するのには、それなりの覚悟も理念もあってしたことです。興味のある方は見て下さい。

http://www.kumanolife.com/History/kenshi.html


No 7173 陰謀王子☆彡
5月19日(金)07時15分
タイトル サンカですか!
No 7171 ヤゾーさん 初めまして

サンカですか! 待っておりました(^^)
以前から色々なページでちょくちょく採り上げられていましたが、
確かに内容が内容なだけに、つっ込んだ情報は見当たりませんでした。
五木寛之氏の小説で、その存在を知ってから
(と、いっても、わずか二年ほど前のことですが……)
サンカについては漠然としたあこがれを抱いていました。
さっそくページ、拝見させてもらいます。
これからもよろしくお願いしますね。
ヤゾーさんは、身辺、お気をつけください (^^)/


No 7175 ヤゾー
5月19日(金)14時59分
タイトル 陰謀王子さんへ
お気遣いありがとうございます。幸い私有の山に住居し、至る所に罠を仕掛けてありますので、
モサドと言えども容易には近付けないようになっています。冗談です。

http://www.kumanolife.com/


No 7178 陰謀王子☆彡
5月19日(金)18時56分
タイトル Yahooの広告……
ネット検索インフラ企業の最大手《Yahoo》が、
新宿西口前に、紫地に黄色のネオンという、
まるで田舎のラブホのような広告を出してます!(*^^*)
首都圏の人、ご覧あれ。でも、これって有害です(爆)

No 7175 ヤゾーさん
ページ、ざっと拝見しました。いやぁ、素晴らしいです。
サンカの男についての件は、五木氏の小説を思い起こしました。
凛々しくて、優しさを秘めていて……
「俺のことか?」って、勘違いですけど(^^;)
ほんとにニュートラルに書かれているので、これからも期待しちゃいます。
★阿修羅♪掲示板にリンクを貼ったことで、
多くの人が訪れるようになるでしょう。
危険も増えるかもしれませんが……なんとかなるでしょ(^^;)

>モサドと言えども容易には近付けないようになっています。冗談です。
いいですね〜、こういうの (^^)d


No 7186 陰謀王子☆彡
5月20日(土)02時38分
タイトル 神の国……日本……

>No 7182 ヤゾーさん
さっきまで、ちょっと野暮用で出かけていて、
これから「自然の中へ…」続きを読もうと思うんですが……
熊野、ということは、ひょっとして“中上”お好きですか?
カスタムナイフにも お詳しいとは、話が合いそうですねー(^^)
(どうしてメディアが生活必需品である“刃物”を叩くのか、
 なんかよく、わかんない国ですよねぇ、日本って……苦笑)
実はヤゾーさんもサンカだったりして……(少なくとも山男では……?)
そのうち、メール、差し上げますね(^^)/


No 7187 ★阿修羅♪
5月20日(土)03時04分
タイトル 玉置神社
ヤゾーさん、こんにちは。少し読ませていただきました。
http://www.kumanolife.com/BrotherSunSisterMoon/1_2.html

玉置神社は、わたしも2度行きました。

 普通に見えるのだけれど、何となく、すごいところでした。

 最初に行ったとき山頂で、少しひなたぼっこしているときに、
肩に小鳥がとまったのかな。そんな感じがしたけど、そのままにして。
そしたら、小鳥もしばらく、そのまま。

 その旅から帰った後、人生が輝き始めて、今その途中って感じです。

 熊野には不思議な魅力がありますね。

 

No 7189 ヤゾー
5月20日(土)11時19分
タイトル 陰謀王子さん、阿修羅さん本当にありがとうございます。
陰謀王子さん、鋭いですね。健次さんが亡くなられた翌年の命日に奥様に会いに行ったことがあります。
結局、人が沢山いたので気が引けて会うことができませんでした。
会いに行ったのは奥さん(紀和鏡)の本がどうしても読みたかったので
直接話してみようと思ったからです。
しかし、その後とても苦労してほとんどの小説を手に入れて読みました。
期待した通りの面白い内容のものでした。
主人公のほとんどが闇の側の人達で怪人21面相や豊田商事事件によく似た話しや
過激宗教団体の話もありました。

阿修羅さんって、とても優しい波動をしてらっしゃるのでしょうね。
僕も野鳥と戯れるのを一番の楽しみとして山におりますが、
人懐っこい山雀と言えども、いきなりは肩にとまったりはしないものです。
よほど自然に溶け込み、邪念のない状態だったのでしょうね。
しかも玉置神社でそれを経験したのは、
神様から地を継ぐ者としての資質を認められたのかも知れませんね。

No 7190 陰謀王子☆彡
5月20日(土)13時01分
タイトル 熊野を想う……
>★阿修羅♪さん
>最初に行ったとき山頂で、少しひなたぼっこしているときに、
>肩に小鳥がとまったのかな。そんな感じがしたけど、そのままにして。
>そしたら、小鳥もしばらく、そのまま。

その光景がまぶたに浮かびます……。

>ヤゾーさん
紀和鏡さんは、作家としては不遇でしたね。
あまりに真相に迫るので、
どっかの王子と同じく、電波扱いだったのかも(^^;)
娘さんに頑張って欲しいのですが、無理かなぁ……。
ヤゾーさん、くれぐれもご自愛なさいませ。
メールしておきましたからね〜 (^^)/


No 7203 陰謀王子☆彡
5月21日(日)23時38分
タイトル 山窩(サンカ)への想いU
本当のことを探しているそこのあなた!(ベタだなぁ……笑ぃ)

日本の影をひた走り、
この国の闇を知り尽くした孤高の少数民族、
山窩(サンカ)に興味はありませんか?

ない? 本当ですかぁ?……(笑ぃ)

『男は凛々しい顔をしていて眼光が鋭く、それでいて穏やかで物静かな感じであり、手先が器用で一途で律儀な人が多かったようです。独自の言葉を使い、やはり一般 の人達とは雰囲気が違ったらしいです。そして美人が多かったなんてのは本当に心ひかれたりしてたまりません。それと文献からと直接接した人の話しから、僕が一番好きな部分ですが、弱者に対してのいたわりの精神です。戦前の話では見捨てられた癩病者のめんどうをみたり、何かの理由で山に逃げたり困窮した人をかくまい助けたと云う話しもよくある話しです。』

どうです、少しは興味、出て来ました?

上記は、ヤゾーさんが主催している、
『自然の中へ、そして心の中へ !』
 というページからの抜粋です。

陰謀王子もメールのやり取りをさせていただいてるんですが、
ヤゾーさんのページ、一読の価値ありです!

★阿修羅♪掲示板 に投稿したことにより、 アクセスが1日に数件だったのが、 多い日には300件を超すようになり、掲示板に足跡を残してくれる人も現れるようになる。 見ず知らずの人で始めて書き込みをしてくれたのがおミヨさん(おりょうさん)であった。

おミヨ-2000/05/19(金) 10:39

やややー「サンカ」だあー

サンカにのめり込んで10年、柳田國男の「山の人生」を読み、初めてサンカなる言葉を知り、
サンカ??? なんぞや???という思いで三角寛の本に辿り着き、もう夢中デでした。
サンカの世界なんと素晴らしいことか・・・・・ 初めて自分の思いにかなったホームページにめぐり会えワクワクです。
いまからゆっくり読ませていただきます。


おミヨ - 2000/05/20(土) 17:58

サンカへの想い

ヤゾーさんのホームページ興味を持って拝見させていただきました。サンカふぁんの私って変わってる?と思っていたのですが、だいぶん以前に古本屋で現代書舘「マージナル」01を見付けた時は嬉しくて発売日が待ちどおしかった雑誌なんですが、その本の最後のページの受信・発信を読んで、サンカふぁんて居るんだと思い感激だった事がおもいだされます。    パソコン暦半年で書きこみも初めてで文章が改行できてない。恥ずかしいです。どうしたら直りますか?    

 


2001年

ホームページが少し知られるようになったからなのか、テレビ取材や歴史民俗学等からの執筆依頼の声がかかるようになる。当初取材や執筆依頼を受けることに躊躇していたが、ある方からの助言により引き受けることにする。そのことにより貴重な体験をさせていただいたことは言うまでもない。

7月22日 テレビ東京から取材を受ける。

7月23日 下北山村での現地取材にも同行する。


7月31日 テレビ東京のニュース番組 追跡アイでHPが紹介される。


11月14日 歴史民俗学20号 サンカの最新学(批評社)にHPを紹介する文章が載る。


2002年

アクセスも増え、多いときには一日1000人以上の人がサイトを訪れるようになる。それに伴い掲示板でのやり取りも活発となり、様々な交流も生まれる。【過去のKumanolife Guestbook】 また、メジャー週刊誌AERAからの取材依頼や、宮崎アニメ「もののけ姫」テレビ初オンエアーの解説番組への出演依頼もある。

5月

AERAの取材を受け 02.812-19の合併増大号に掲載される。  そのときに、記者であるハンドル名皆神さんと出合い、後に蜜柑さんと東京で一緒に会ったり、いろいろとお世話になる。

12月

日本テレビのシネパラという番組から、宮崎駿監督の「もののけ姫」 を解説して欲しいと依頼があり取材を受ける。翌年の金曜ロードショーで「もののけ姫」がテレビ初放送される前日に放送される。

2003年

7月

突然、蜜柑さんからニュースステーションで取材したいと連絡があり、その日の夕方スタッフを田辺駅まで迎えに行き、翌日の夕方まで一緒に過ごす。スタッフは東京に戻り急いで編集してその日の夜に放送される。蜜柑さんの編集で、さりげなくBGMで「瀬降り物語」の音楽が使われる。特集は本当の豊かさとはなにかというテーマであったが、どちらかというと貧乏自慢みたいであった。


2004年

3月

蜜柑さんの家でしばらく居候をさせて頂き、久保田辰三郎さんの息子さんであるハジメさんに会いに行く。これほど素晴らしい人たちと出会えることができたのかと、HPを続けていてよかったと思う。


7月

再び蜜柑さんの家で居候になり、一緒にハジメさんに会いに行き、埼玉の川原でバーベキューをしたりして過ごす。


2005年

2月

山小屋暮らしも10年目に入り、田舎の仕事事情も悪くなる一方で、レンタルサーバーを維持してゆくのも大変になってきたので、HPに広告を貼ったり販売ページに力を入れることにする。


12月

山小屋生活も収入面で逼迫してきたので、再び東京へでも出て行き仕事を探そうかと迷ったりするが、やはり自然豊かな熊野での山小屋生活は捨てがたく、なんとか自分で仕事を作り、それで生活できるように真剣に模索し始める。








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