テレビの取材を受ける


 


18日の夜、伊勢神宮へお参りしようと伊勢にいたら、利田ヤゾウから如何にもいま飲んでますといった賑やかな雰囲気の場所から電話がかかる。なんだろうと思ったら、いきなり取材に行ってもいいかというので、どういうことかと訊ねたら、今、テレビ東京の小林ディレクターと飲んでいて、今度、ニュース番組の中でサンカの特集を組むというので紹介したのだという。顔も名前の出すというので躊躇したが、利田ヤゾウの顔を立てて承諾する。僕はてっきり小林ディレクターを利田ヤゾウの友人だと思っていたのだが、後で、その時が初対面 であったことが分った。小林ディレクターがサンカに関心を持ち、ネットでいろいろと検索していて、ここのHPを見つけ、利田ヤゾウがフルネームで投稿していたので、その名前で検索したところ同業者だと分り、まさか会ってはくれないだろうと会社に電話したらすんなり会ってくれて、あまりの気さくさに驚いたそうです。

 

テレビの取材を受けるなんて、どんなんだろうと少し不安でしたが、小林ディレクター、制作会社のスタッフさんたちが、とても感じの良い人たちであったので、とても気持ちよく取材を受けることができた。 あまりにも心地よかったので、少し余計なことを喋り過ぎた気もします。約10時間に及ぶ密着取材では、山小屋の廻りの風景から小屋の中、向かいの山から山小屋を撮影したり、また少し川の上流へ行き、釣りをしながらインタビューを受けたりしました。暗くなってからも焚き火の前での撮影やインターネットをしているシーンを撮影しました。それだけ撮影して放送では数分しか使わないのだそうです。明日は、秋にサンカの本を出される沖浦先生に下北山村まで同行してもらい、瀬降り跡地でサンカと接触のあった人たちの話しを取材するというので、僕も同行させてもらうことにしました。






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