神倉神社


神倉神社  

神倉神社


神倉神社は神倉山にある熊野速玉大社の摂社で、熊野の神が諸国遍歴ののち阿須賀神社に鎮座する前に降臨したところであるとも伝えられています。山頂に鎮座している『ごとびき岩』という巨厳をご神体岩として祀るところから磐座信仰から発した神社ともいわれているそうです。境内には天孫降臨に「導きの神」の御神徳が高く「天狗さま」として親しまれた猿田彦命の神社があり、祭神である高倉下命が神武天皇の御東征の手助けをしていることになにか関係があるのかなあなどと思ってみたりした。

神倉神社

 
ごとびき岩

538段の急な石段は建久4年(1193年)に源頼朝が寄進したとされている。それにしてもなんという急な石段であろうかと息も絶え絶えに『ごとびき岩』まで登る。毎年2月6日の行われる『 お燈まつり』では、松明を手にこの急な石段を駆け降りてくるのをテレビで見て、僕にだってあれくらいのことはできると思っていたが、とんでもないことが分かった。10年前には足下を見ないで渓流を飛ぶように歩けたのに(ごめんなさい、大層でした)今では普通 の道でも覚束ないのはあまりにも情けない。この際、足腰を鍛えなおそうと思いました。




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