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お昼前に巣箱を覗いたら6羽いたヒナが3羽しかいなくて、どうしたのだろうと心配になってその辺を探していたら巣箱の真下の地面 でピーピーなくヒナを1羽見つけた。あれっ、さっきはいなかったのにと思い、思案したあげく、あまりにも頼りなさげなので巣箱に戻すことにした。すると巣箱には2羽しかなくて巣箱の下で見つけたヒナは残っていた3羽のうちの1羽が巣立とうとして地面 に落ちたことが分った。地面で見つけたヒナを巣箱に戻してからしばらくすると親鳥が現れて、巣箱の廻りや地面 を点検するように飛び回ってから巣箱の近くでヒナを呼ぶように鳴き始めた。その声を聞いてヒナが1羽ずつ巣箱から飛び立ち親鳥に誘導 されて3羽とも小屋の裏山に消えていった。 |
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飛んでいったのは良いものの、小鳥の好きな僕はなんだか情が移ってしまい気になってしょうがない。無事に育ってくれるのだろうかとか、蛇やカラス、ことによってはタヌキが食べてしまわないだろうかと心配で目が離せなかった。こういうのもバードウォッチングというのだろうか?しばらくハラハラしながら見ていると親鳥がそのヒナに餌をあげて、やはり鳴きながら誘導して山の中に消えていった。現実は6羽のヒナのうち無事に育ってくれるのは3羽もいないのかも知れない。無事に育ってまた会えることを心から祈った。 今でもこのヒナは飼ってあげた方が良かったのではと切ない思いがする。 |