潮干狩り


 


普段は海に浮ぶ二つの島も大潮の干潮のときには陸続きになる。こんなにも潮が引いた時に来たことがなかったので少し不思議な感じがする。僕たちが行ったときにはすでに大勢の人たちが潮干狩りをしていた。潮溜りにはいろんな生き物がいて観察していると飽きることがない。しかし、そんなことをしていたら美味しい貝は無くなってしまうので貝探しの方に夢中になる。それにしてもどうしてこんなにも潮干狩りは楽しいのだろう。ほのぼのとしたリズムや、 自然の中に食べるものがあふれているという実感が、 気持ちを和ませ、楽しくさせてくれているのかもしれません。何種類かの美味しい貝を見つけることができたが、一番のお目当てであった地元でアナゴと呼ぶアワビの小型のような貝をどうしても見つけることが出来なかった。多分もう採られてないのだろうと思ったが、近くで目つきの鋭い怖い顔をしたおじさんが沢山採っているのを見て、単に僕たちが見つけられないのだと分る。そのおじさんがあまりに見事に探し出すので名人ですねと誉めたら大きいのを少し分けてくれた。怖い顔をしていてもとても優しいおじさんに感謝です。最高に美味しかったです。




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