自然の中へ、そして心の中へ!


猿の百態

日本猿の姿


【愛嬌】

申年ということもあり、天気も良かったので、クルマで35分ほど走ったところにある椿温泉は伊勢ヶ谷野生サル生息地というところへ行ってきました。ここは少し前まで観光客用にサルを餌付けしており、人を恐れないばかりか人を襲うこともあって、今では餌付けを止めているみたいです。夏には海に飛び込んで遊ぶサルが観られるということもあって、少しは観光客が来ていたみたいです。一時、ここへアオリイカ釣りに通 ったことがありましたが、食料を入れたコンビニの袋などを持ってサルの居る道を通 ろうものなら、襲われることは必定と釣り人には知れ渡った怖いところでありました。今はボランティアらしいおじさんが、人が来てもサルに餌をやらないように注意し、人から餌を貰えない、また人というものは自分たちより強いと思い込まされているのか、以前に比べたら大人しくなっているようです。この日は最後の正月休みだというのに、ほんの数組の人が来ているだけで、あまり人が来ない静かなところで、さりげなくサルを観察することができました。まず最初に観察したのが愛嬌のあるサルでした。人の通 り道に座って愛嬌を振りまいていました。ちょっとお調子者のようでもありました。

 
孤独なサル
 

【孤高】

石段のところに一匹だけで座り続けていたサルです。まるで悟りをひらこうとして修業しているかのような趣が漂っていました。こして見てみると、サルの顔でもあり方でこうも違うものかと関心させられます。

 
悶絶のサル
 

【悶絶】

サルのカップルがノミ取に興じていました。こちらを向いたサルが妙に艶めかしくて、地面 に横たわって不思議な格好をしたりしていました。 うっとりとして悶絶しそうなくらい気持ち良さそうでした。

 
嫉妬のサル


【嫉妬】

上の写真のカップルにずっと寄り添っていたサルです。カメラを持って近づき過ぎてはカップルが逃げるというのを何度か繰り返しましたが、その度にカップルの後を追いかけてきていました。どういう関係なのか分かりませんが、 羨ましそうな顔をしてカップルを見つめていました。ときには嫉妬しているかのような顔もしていました。

 
ひょうきんなサル
 

【どうもすみません】

こりゃまた見るからにオッチョコチョイで人の良さそうなサル君です。往年の林家三平のギャグ「どうも、すみません」を彷彿とさせる格好をしてくれました。

 




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