自然の中へ、そして心の中へ!


さりげなく自然と戯れる

栗  

猫


山小屋の近くに栗の木が数本生えている。山の中の栗は動物達の為にそのままにしているが、小屋の近くの栗は拾って食べることにしている。たまにリスが栗の木をチョロチョロとしているのを目撃するが、リスを漢字で栗鼠と書くと知り、なるほどと感心した。昼過ぎから遠方の釣りバカと地元の釣りバカ、それに僕の3人で磯に向かうが、考えがちと甘かったようで、三連休の事もあり、予定していた場所はすでに人で一杯であった。秘密の場所も行ってみるが、やはり人で一杯であった。仕方がないのでどう見ても釣れそうもない磯で我慢して釣ることにした。磯まで歩いて行く途中、ネコが近付いてきたのでしばし戯れてみる。多分、釣り人の釣った小魚などを貰って生活しているのであろう。これが本当のウミネコというやつだと思った。

魚

  アオリイカ

案の定、釣れるのは地元の人がカゴカキと呼ぶ餌取りばかりであった。夜になり40センチほどのサンノジをそれぞれ釣ったりもしたが終止餌取りばかりであった。僕が釣って一番嬉しいものは実はタコなので、マトモな釣りを止めて、あの手この手でタコを狙ってみるが、そうは簡単には釣れるはずがない。トモダチが釣ったハタンポに針を仕込んで投げ入れて誘ってみたりするが、タコらしき当りは何度かあっても、後は根掛かりと同じで結局切るしかない。えーいタコは諦めて、今度はイカじゃとトモダチが釣った餌取りの尻尾に道糸を結んで投げ入れ、僕は寝転んで心地よい潮風と波の音を楽しんでいた。しばらくして仕掛けを上げてみるとえらく軽くなっていて、投げ入れた魚は尻尾を残して綺麗に食べられていた。明らかにイカが食べたのである。これは釣れるなと思い、再びトモダチが小魚を釣るのを待つが、こんな時に限って釣れないのである。ようやく釣れたハタンポを投げ入れてイカの当りを待つが、直ぐに手ごたえのあるイカが乗る。しかし、ヤエン入れて寄せてきた頃には軽くなっていて、見たら尻尾だけになっていた。ヤエンを入れた頃には食べ尽くされていたのだ。二度目でようやくイカを釣り上げるが、これまたなんとも小さいイカであった。何故写 真のイカが白いかと言うと、トモダチがイカの締め方を覚えたというので、釣り上げて直ぐにその技を披露したのである。漏斗に指を入れて急所を押さえると見る見る色が変わって全体が白くなれば成功で、失敗すると半分だけ白くなるというのである。案の定、失敗して見事半分だけ白くなった。指をずらして違う場所を押さえると残った半分も白くなる。少し感心してあげた。





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