天気が良いのでふらっと近くを散策（車＋歩き）してみた。普段、なにげなく通 り過ぎていた道の近くの小高い丘の上に校舎をみつけた。たまたまいつも使わない道を通 ってみたからだ。校内に入ってみると２５年前に廃校となった小学校だと石碑に刻まれていた。 今は、誰かが買ったのか借りているのか洗濯物が干してあった。止めてある車の上に立派なカヌーが乗せてあったから街からやってきた人たちかも知れない。それにしても、なんでこんなに環境の良いところにある小学校が廃校になるのだろうかと思う。近くには小川が流れ、雑木林もあり、子どもらが伸び伸びと育つのに絶好の環境だと思うのだが、まあ簡単に言えば通 ってくる子どもがいなくなったからなのだろうけど、なんか変だ。廃校になる前の小学校はどんな風景だったのだろうか。夏休みには近くの小川で川遊びをしたり、雑木林で昆虫採集をしたのだろうか。そして冬休みには校庭で凧上げなどしていたのだろうかと空想に耽ってみたりした。それにしても廃校を見て空想するのはよいが、学校が休みで遊ぶことばかりというのも変だ。