隠れ里探訪☆星神神社



愛用の少し古い地図を眺めていたら果無山脈を挟んだ隣村の辺鄙な山の中に星神神社があるのが目に止まり行ってみることにしました。その神社はもの凄い山の中にあり、地図によっては神社も道も載っていなくて、試しにカーナビで調べてみたら神社も集落もそこへ通 じる道も無く、少し行くのに不安になってしまうようなところにありました。しかし、林道であろうが雨で少々道が荒れていようが、こちとら四輪駆動車だ〜いと、とにかく行ってみることにしました。星神神社のある集落へ通 じる道に入ると道は思ったほど悪くはありません。でも幅員が狭くクルマとすれ違うと嫌だなと心配しましたが一台もクルマとすれ違うことはありませんでした。おそらく集落の人以外は利用することのない道なのでしょう。星神神社に近づくにつれ山が迫ってくるように谷が深くなり、如何にも星神神社がありそうなところだと意味不明なことを思ったりしました。星神神社のある集落に着くと、そこは殆ど耕地がなく、それぞれ距離を取るようにして山に寄り添うように僅かに民家が点在しているだけの、まさに隠れ里といった感じのところでした。

 


星神神社の前には小さな広場があり、その広場が集落で一番広い平地のようで集会所もありました。その広場から小さな川に架る橋を渡ったところに、山に溶け込むようにしてひっそりと星神神社は鎮座していました。不思議なことに神社の名前も何を祭っているのかも何も書いたものがありません。唯一、小さな祠に山の神と書いて石が祀ってあるだけでした。誰か集落の人でもいたら話しを聞いてみようと思いましたが誰も見かけることがありませんでした。さて、どんな謂れのある神社なのだろうと石段に腰掛けて物思い耽ってみましたが、もしここで七夕祭りがあったなら、清流にホタルが舞い、深い谷間の夜の漆黒の闇に赤いちょうちんが揺れて、とても情緒があるのだろうと想像したりしました。







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