高原熊野神社と楠の巨木



この前の日曜日に天気も良かったので、散歩がてらに向かいの山にある高原熊野神社へ行ってきました。熊野九十九王子には入っていませんが、熊野古道沿いにある神社の中では、室町時代の様式を伝えている最も古い建物であるといわれています。しかし、最近になって塗り直されているので、そんなに古いようには見えません。応永10年(1403年) の墨書銘のある懸仏をご神体としているそうです。そのご神体の懸仏について少し調べてみましたが、建立に関わる重要なものとされ、十一面 観音であるということが分りました。


神社から少し奥に入ったところの斜面にそびえる楠の巨木です。樹齢は500年以上だといわれています。いわゆる鎮守の森にあるような感じの木ではなくて、原始林に迷い込んだかのような錯覚を覚えさせるような、ありのままの自然さを漂わせています。巨木の持つ力なのか、近くには民家も畑もあるのですが、そこに佇んでいると、空気感がまるで違うように感じるのですから大したものです。車道から、ほんの数十メートル入っただけなのに、こういう巨木がなにげなく存在しているところが、かつてこの辺りが照葉樹林の豊かな森に覆われた聖域であったことを感じさせます。




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